2025.01.21てくてく🐾テクログ
最近は年始の挨拶もLINEで済ませることも多くなりましたが、あるLINEグループでは新年の挨拶もそこそこに、なぜか新春だけ、回文の投稿が始まります。
上から読んでも下から読んでも同じ文章ってやつです。
「新年年始(しんねんねんし)」「年末はつまんね(ねんまつはつまんね)」くらいから徐々にヒートアップしていきます。
グループでの作品の評価は、回文としての出来映え以上に、時節の話題に合っているか、その時の心情がうまく表現されているか等、
俳句の句会並みの高いレベルが要求されます。実際にどんなものか、作品をいくつか厳選してご紹介します。
① 予感!余震またマンションかよ!
(よかんよしんまたまんしよんかよ)
昨年の正月以降、今なお度々起きる地震。鉄筋といえどもマンションの1室で、余震におびえる作者の気持ちが素直に表れています。
高層階なら余計に揺れそうで怖いですね。
② 戸塚!ウソ!駅伝で消えそう!カット?
(とつかうそえきでんできえそうかつと)
箱根駅伝の戸塚中継所、緊迫のデッドヒートの場面を観たいのに、なぜか別の中継場所からカメラが戻らない。
そんなもどかしさが叫びとなって力強く表現されています。
③ エモい神飲み会!萌え~
(えもいかみのみかいもえ)
楽しい新年会の開催を待ちきれない作者の心情がよく表れていてます。
テクニックとしては「エモい」、「神」、「萌え」とイマドキの言葉を3つも使っているところがエレガントです。
④ 田舎いて、わて行かない!
(いなかいてわていかない)
反対に、遠く田舎にいるために、楽しい新年会に参加できない作者の嘆きです。
「行けない」ではなく「行かない」という所に、意固地になる作者の意志の強さを感じます。「わて」は関西出身の方でしょうか。
以上ですが、実際回文を作ってみると非常に難しいです。
みなさんも是非試行錯誤しながら回文作りに挑戦してみてください。
新春回文ショー
こんにちは。経理部の大房です。最近は年始の挨拶もLINEで済ませることも多くなりましたが、あるLINEグループでは新年の挨拶もそこそこに、なぜか新春だけ、回文の投稿が始まります。
上から読んでも下から読んでも同じ文章ってやつです。
「新年年始(しんねんねんし)」「年末はつまんね(ねんまつはつまんね)」くらいから徐々にヒートアップしていきます。
グループでの作品の評価は、回文としての出来映え以上に、時節の話題に合っているか、その時の心情がうまく表現されているか等、
俳句の句会並みの高いレベルが要求されます。実際にどんなものか、作品をいくつか厳選してご紹介します。
① 予感!余震またマンションかよ!
(よかんよしんまたまんしよんかよ)
昨年の正月以降、今なお度々起きる地震。鉄筋といえどもマンションの1室で、余震におびえる作者の気持ちが素直に表れています。
高層階なら余計に揺れそうで怖いですね。
② 戸塚!ウソ!駅伝で消えそう!カット?
(とつかうそえきでんできえそうかつと)
箱根駅伝の戸塚中継所、緊迫のデッドヒートの場面を観たいのに、なぜか別の中継場所からカメラが戻らない。
そんなもどかしさが叫びとなって力強く表現されています。
③ エモい神飲み会!萌え~
(えもいかみのみかいもえ)
楽しい新年会の開催を待ちきれない作者の心情がよく表れていてます。
テクニックとしては「エモい」、「神」、「萌え」とイマドキの言葉を3つも使っているところがエレガントです。
④ 田舎いて、わて行かない!
(いなかいてわていかない)
反対に、遠く田舎にいるために、楽しい新年会に参加できない作者の嘆きです。
「行けない」ではなく「行かない」という所に、意固地になる作者の意志の強さを感じます。「わて」は関西出身の方でしょうか。
以上ですが、実際回文を作ってみると非常に難しいです。
みなさんも是非試行錯誤しながら回文作りに挑戦してみてください。