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2024.05.21てくてく🐾テクログ

毛抜

こんにちは。管理統括部の大房です。
さて、このゴールデンウィーク、息子が学校のレポートで歌舞伎について調べるということで、一緒に東京の歌舞伎座で歌舞伎を観てきました。
約20年ぶりの観劇です。
今回の演目で気になったのは「毛抜(けぬき)」です。歌舞伎十八番の一つに挙げられる名作だそうです。


題名から推理しても何の話か分かりませんでした。
江戸時代の罪人に対する恐ろしい拷問方法なのか、それとも江戸時代の脱毛エステの話なのか…。
ネタバレにならない程度に説明すると、主人公が抜群の推理力悪者をやっつけるという勧善懲悪ものです。
その解明のカギとなるのが題名の「毛抜」。毛をつまんで引き抜くときに現代でも使う、金属製のピンセットです。
主人公はその「毛抜」がひとりでに動く様子をヒントにお姫様を襲う超常現象を科学的に解明して、犯人を見破ります。
そのストーリーはまるで「名探偵コナン」の劇場版のようで、江戸時代に既にミステリー映画のような演出があったことが驚きでした。
普段は敷居が高くて、理解が難しいと思っていた歌舞伎ですが、意外と大衆向けで、内容もシンプルであることがよく理解できました。
皆さんも是非、歌舞伎の世界に触れてみてはいかがでしょうか。

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